#大倉半兵衛 #彫師 #版画 #、、、
もう3年くらい前(定かではないがブログに書いたかも)飾っていた額が落下して大騒動になった。
俺が仕事で留守の時の出来事…
大きな額で(ガラスのサイズが65㎝×51,5㎝もある)かなりの重量なのにオジーサンが適当に取り付けていた為、とうとう落下してガラスは割れフローリングがえぐれで俺は補修でいらぬ労力を使ったと記憶している。
浮世絵などの彫師をしていた「大倉半兵衛」さんから頂いた版画なのだが、幸い本体にはキズがなくいつかガラスを注文して飾ろうと考えていたのです。
天気の悪い今日、ネットであれこれ調べるとガラスじゃなくてアクリル板をオーダー出来る店を見つけ早速注文しました。
ガラスより軽くて安全だよな。
これで頂いた版画を飾れるとホッとしたとき、ある疑問が (?_?)
この絵は誰が書いて何て名前の絵だろうか ('_'?)
ネットで「着物の裾をくわえる浮世絵」とか「洗濯してる美人画」等々検索すれど見つからず
散々探して諦めかけたとき、似たような版画を発見した
しかも彫師が大倉半兵衛さんじゃんよー。
これは伊東深水という日本画家の版画で《湯気》という名前が付いている
何かを洗っているのではなく、手ぬぐいを絞っていたのですな。
アレコレ調べてみると湯気には数種類のバージョンがあり、家のはその1つだったのだ。
それぞれが少し違うが、深水さんはよほど湯上りの女性がお気に入りだったようですね
ちなみに朝丘雪路さんは伊東深水さんの娘です。
ところで、ネットでこの版画を調べていたら、すっかり思い違いしていたこと判明しました。
「大倉半兵衛」は江戸時代から続く名前で、俺の妹の同級生の親の本名で無かったコト。
しかも4代目の大倉半兵衛さんは多くの弟子(著名な方が多い)を育てたコト。
御夫妻ともずいぶん前に亡くなってしまったが、奥さんとうちのオバーサンとは仲良しで一緒にデパートへ買い物行って大倉半兵衛さんの奥さんだとワカルト特別待遇だったって話しをしてたな。
千駄木の須藤公園の近くにお住まいで、俺も40数年前近所に住んでいたので遊びに行って仕事を見せて頂いたのを思い出しました。
大きな裸電球みたいなのをぶら下げた机で細かい線を掘り、確か弟子の人がお経を掘って練習してたっけ(俺には絶対無理だと感じた)。
飲みながらオバーサンと思い出話しをしたが、5代目大倉半兵衛はイナイんじゃないかな。
長女さんはチョットやそっと会えない美人さんでしたが、御兄弟みなさん元気に過ごしていることを願っております。
販売した版画の裏には通し番号や彫師の名前などか書かれているけど、何も書かれていないから試し刷りのものかも知れないな。
この版画は代々大切にいたします
2019-02-09 21:22
コメント(0)
コメント 0