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#ザリガニの鳴くところ #DeliaOwens #

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娘からしょっちゅう「この本買ってー」と頼まれる…

先日も2冊頼まれて、そのうちの1冊がディーリア・オーエンズ著、友廣純訳「ザリガニの鳴くところ」だ。

帯を読むと「2019年アメリカで一番売れた本」と書かれていた。
フムフム。

俺はザリガニ好きだし、読書も好きだし、外出しないのでヒマだし、分厚い本だが読んでみるか。

広大な湿地で、家族に見捨てられ1人で生きる少女が成長し、殺人事件の容疑者になってしまう物語。
俺は子供のころ住んでいたのは、何キロも先まで潮が引く遠浅の海が目の前の家だった。
だから少女が生きた湿地や桟橋やボートや鳥や貝に思いをはせることが出来たよ。

ただ、何故この本がアメリカでベストセラーになったのか?


ジョギング中の黒人男性が白人の親子(父親は元警察官)に射殺される事件があり、その動画がSNSにアップされ社会問題になってようやく(3カ月過ぎて)逮捕されたよね。

これはアメリカだけの問題ではなく、日本も含め世界中どこにでもある差別もテーマの一つ。
色々な社会問題の要素がさりげなく書かれていて(例えば環境破壊)それが、今でも自分達の周囲で起こり行われている事実に賛同するのかもね。

この本の情報も知らずに本のカバーを外して読んでいたので、作者が女性だとは思わなかった。
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読み終わってカバーを付けて初めて気づいた。
70才の動物学者が初めて書いた小説。

思い返せば女性だからこその感情のとらえ方はあった。


読後感を尋ねられたなら、、、

「助ける側の人間に俺はなる」だな[ぴかぴか(新しい)]

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