#アカミミガメ #ミドリガメ #山椒魚、、、
甲羅の大きさが30センチオーバーのアカミミガメが用水路に現れた。
用水路ウッチャーのオヤジは奴が何処から現れたのか知っている…
その場所は高いところを通る幅1メートルくらいの水路が、かなり深さのある用水路と接続する場所だ。
大きさは畳1枚程度の水を貯めておく場所で、高い水路の水が流れ込み、その貯水場で直角に曲がる。
畳1畳の貯水場にはゴミが入らないよう柵がある。
なので、小型の亀は自由に行き来出来るが、大きく成長すると
そう、井伏鱒二の小説「山椒魚」状態になってしまった。
2本の土管もあり、身を隠すにももってこいの場所だが、成長したアカミミガメはそこから出られない。
そこには1匹だけ閉じ込められていたのではなく2匹生息していて、たぶんオスメスだと思われる。
そこで産まれた子亀は柵を通り用水路に出て行く。
しかし、数日前の大雨の時、偶然ある出来事が起こった。
雨が降る前の強風で大量の落ち葉が水路に流れ柵が詰まり、その後の大雨で貯水場の水位が急上昇する。1メートルは上がっただろう。
とうとうあふれ出し、2匹の亀は長年閉じ込められていた1畳の生活から解放されたのであった
クサガメと違いとても警戒心が強い。
何年ぶりかで再会した子亀と一緒に泳ぐ光景を何度も目撃している。
遠く異国の地からジャパンに来た亀を、神は身捨てはしなかった
2019-06-22 11:41
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