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#栗林慧 #柳美里 #クラウドファンディング、、、

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SWITCHインタビュー達人達(たち)「柳美里×栗林慧」ってEテレの番組を観た。

読書する人なら柳美里(ユウミリ)さんの名前は知っているだろう(芥川賞作家だもの)。
栗林慧(クリバヤシサトシ)さんは?
昆虫写真家として有名だよな。
何かの番組で特集してたから「あー、あの筒のカメラで撮る人ね」と俺は知ってたよ。

その二人が南相馬の小高で語りあう…

柳美里さんの蝶(ツマグロヒョウモン)の話題や、彼女が店主の本屋「フルハウス」の話題を楽しみに番組が始まる時間をベッドでゴロゴロしながら待っておりました。


小高ってあんなに海が近いんだね~。
除染で昆虫の生息場所の表土が削られ、それで虫の個体数が少ないのか。
でもねー、家の庭でも周囲でも昆虫が少なくなってる。理由は農薬とか庭木の消毒とか、よくわかんないけどバッタやコオロギは減った。水生昆虫のゲンゴロウとかタガメも見ない。やはりヘリでの農薬散布以降、一気に居なくなった。

栗林さんが基盤にコンデンサをハンダ付けしてる場面みて、父親を思い出しちまった。
俺も小学校高学年から高校までは、アンプやラジオを作っていて部品を買いに秋葉原は年中行ってたんだ。

後半は書店や演劇の話題。
柳さんの御子息は昆虫学者になるの (◎_◎)
彼女って私小説(あえて線を引けば)作家とされている(俺はそれらしいタイトルの本は読んでいないので何とも言えんが)。

よく仲間や友人と話をするのだけれど、俺達の周囲の人達は小説よりも、もっともっと「そんなことがあるのかよ」あり得ない出来事が実際に起きているので作り話では「現実のほうが切なくて苦しくて辛くて恐ろしくて」フーンで終わってしまうのですわ。

そう、だから現実をモチーフにした私小説は頭で考えた小説よりも説得力があるのかも知れない。
もちろん私小説らしく書いた小説と比べると、ですけど。


もう40年以上前なので記憶が曖昧なんだけど、中学か高校で読書クラブに(課外クラブではなく、週に1日あった授業としてのクラブ)入っていたんだ。
ある日「今読んでいる本を一人一人教え合おう」と提案した先輩がいて、何人かが聞いたことも無い作家の知らない本を胸を張って発表し、俺の番になり「えー、星新一の《きまぐれ星のメモ》です」と言うなり「クククッ」と苦笑が数人の口から吐き出された。はてな?何か間違えたかな?といぶかしむ俺。
隣に座っていた同じクラスの男子生徒が「そのエッセイは、きまぐれボシのメモじゃなくて、きまぐれホシのメモだよ」と勝ち誇ったように教えてくれたのです。

今でも覚えてるなんて、よほど悔しかったのかもな。
それとも「きまぐれボシ」が正しい読み方だと信じていて(さすがに星にルビふってる書籍は見ないな)あの時の屈辱(ちょいと顔が赤らんだ程度だと思う)を俺が正しい見返してやるんだと脳裏の隅っこに焼き付いているのかなぁ。

そんなくだらん事はどーでもいい。

そうだそうだ、中2から18才くらいまで上野まで徒歩圏内に住んでいたから、上野界隈は庭みたいなものなんだ。
上野駅の不忍口から横断歩道を渡ったところで、ホームレスの人から新聞紙借り布団替わりにして朝まで寝たこともあったしな~。そりゃこの1冊でしょ。
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公園口は上野パーキング先の坂を上ったところだよ。


1964年、東京オリンピックが開催された。
その前年、初めて上野駅のホームに降りた男の生涯を書き綴った書籍です。
福島県相馬郡への加賀越中からの移民・宗教も興味深く読むことが出来ました。

来年2度目の開催の東京オリンピック。
原発事故後の汚染区域。

隠居オヤジもいろいろ思うところがありますが、たとえ小さな支援でも協力してあげて欲しいと節に願います。
https://motion-gallery.net/projects/fullhouse-bookcafe

クラウドファンディングって簡単に説明するとネットを使った資金集め。

俺は5年前に妹に頼まれて大学生だった姪っ子が参加していた「震災地の子供達を元気にしよう」ってコンセプトのプロジェクトに1度だけ支援したことがある。運営会社はReadyforだった。
目標額は達成したけど、やはり賛同してくれる人数なんだ。クラウドファンディングにはリターン(金額に応じた見返り)があるけど、それは微々たるもの。信頼できる「人」を応援する気持ちなんだ。


テレビで観た「フルハウス」はとっても小さな自宅兼本屋さん。
昔は商店街に必ず1軒あったよな。

学生も買いやすいようにか文庫本が多かったのはヨカヨカ。
座って本が読めるカウンター有り。
柳さんの友人知人の作家さんなどに20冊の選書をしてもらい、手書きのメッセージを添えて販売するコーナーは是非とも訪れて買ってきたい(小山田浩子さんがどんな本を選んだのか)。
ツイートしたけど、店主が学生の作文を添削してくれる(これをニコニコしながら坊主頭の学生に言えるってスゴイよ)。

「柳美里選書」のサービスをはじめました。まず、わたしからの80問に答えていただきます。その答えを頼りに、わたしがあなたのために選書をして、本を送ります。

これも大変ですよね。

毎日忙しい音大生の娘は大好きな本読んでるかな~ってLINEしてたら
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このサービス教えてあげよう。


すいません、とりとめもなく意味不明なダラダラした文章を読ませてしまいました。

さてと、今夜は何を読もうかな[わーい(嬉しい顔)]




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